津市「つぅぴーす」| 2012年3月号掲載

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誕生から半世紀

愛され続けるベビースターラーメン

「フライヤー」と呼ばれる大型の揚げ物調理器の中から、次々と出てくるキツネ色の麺。子どもから大人まで、すっかりお馴染みのスナック菓子「ベビースターラーメン」だ。津市の工場でつくられたベビースターラーメンは海外へも運ばれていく。世界の人気スナック菓子、ベビースターラーメンのおいしさのヒミツを探った。

■子どもたちにとってナンバーワンのお菓子に!
ベビースターラーメンの誕生秘話
 川邉さんの案内で津市森町にある久居工場へ。ガラス越しに作業工程を見学する。<br /> 小麦粉に水や材料を加えてこね、ローラーで薄く伸ばし、一枚の帯のような生地が出来上がったら、専用のカッターで細い麺状に切る。一見、ラーメンの生麺のようなものが出来上がる。製品の種類によって麺の太さや形が異なるため、そのつど切歯を替えるそうだ。 <br /> トンネル状になった蒸し器を通して、「20種以上の調味料が入っているんです」というスープで味付け、乾燥させて短くカット。植物油を使ってカラッと揚げる。あの「パリッ、ポリッ」とした食感のベビースターラーメンの完成だ。 <br /> 出来上がったベビースターラーメンは、従業員によってコゲやかたまりがないか、品質を厳しくチェック。重さを量って袋詰めし、種類ごとに箱詰めされる。 <br /> 最後はキリンとシマウマに模した機械がパレットに積み、工場内での工程は終了。「一袋30円の小袋で換算すると、1日に約100万袋を生産していることになりますね」と、川邉さん。箱詰めされた商品は国内だけでなく、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールの5つの国・地域へも運ばれていく。

みんな大好きベビースターラーメン

 ベビースターラーメンの誕生は1959年。当時は「ベビーラーメン」の名で発売された。女の子が手にしたラーメンの器の部分から、袋の中が見えるオレンジ色のパッケージを知っている人も多いはず。
 「ベビーラーメンという名は、お子さま向けのお菓子、小さいかけらのお菓子という意味が込められているんです」と、ベビースターラーメンを製造する株式会社 おやつカンパニー マーケティング室の川邉菜穂子さん。1973年には、現在のベビースターラーメンの名に。「子どもたちにとって一番のお菓子になるように、という願いを込めて、“スター”を付けたんです」。誕生から半世紀以上を経て今も人気が衰えることない、息の長いヒット商品。その名前には、「愛されるお菓子になるように」という社員の思いが込められている。
■津市の工場から世界へ
パリッとした食感と味を届ける
 川邉さんの案内で津市森町にある久居工場へ。ガラス越しに作業工程を見学する。<br /> 小麦粉に水や材料を加えてこね、ローラーで薄く伸ばし、一枚の帯のような生地が出来上がったら、専用のカッターで細い麺状に切る。一見、ラーメンの生麺のようなものが出来上がる。製品の種類によって麺の太さや形が異なるため、そのつど切歯を替えるそうだ。 <br /> トンネル状になった蒸し器を通して、「20種以上の調味料が入っているんです」というスープで味付け、乾燥させて短くカット。植物油を使ってカラッと揚げる。あの「パリッ、ポリッ」とした食感のベビースターラーメンの完成だ。 <br /> 出来上がったベビースターラーメンは、従業員によってコゲやかたまりがないか、品質を厳しくチェック。重さを量って袋詰めし、種類ごとに箱詰めされる。 <br /> 最後はキリンとシマウマに模した機械がパレットに積み、工場内での工程は終了。「一袋30円の小袋で換算すると、1日に約100万袋を生産していることになりますね」と、川邉さん。箱詰めされた商品は国内だけでなく、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールの5つの国・地域へも運ばれていく。

フライヤーから次々に出てくるキツネ色の麺

 川邉さんの案内で津市森町にある久居工場へ。ガラス越しに作業工程を見学する。
 小麦粉に水や材料を加えてこね、ローラーで薄く伸ばし、一枚の帯のような生地が出来上がったら、専用のカッターで細い麺状に切る。一見、ラーメンの生麺のようなものが出来上がる。製品の種類によって麺の太さや形が異なるため、そのつど切歯を替えるそうだ。
 トンネル状になった蒸し器を通して、「20種以上の調味料が入っているんです」というスープで味付け、乾燥させて短くカット。植物油を使ってカラッと揚げる。あの「パリッ、ポリッ」とした食感のベビースターラーメンの完成だ。
 出来上がったベビースターラーメンは、従業員によってコゲやかたまりがないか、品質を厳しくチェック。重さを量って袋詰めし、種類ごとに箱詰めされる。
 最後はキリンとシマウマに模した機械がパレットに積み、工場内での工程は終了。「一袋30円の小袋で換算すると、1日に約100万袋を生産していることになりますね」と、川邉さん。箱詰めされた商品は国内だけでなく、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールの5つの国・地域へも運ばれていく。
■常に新しいアイデアで勝負
ご当地ベビースターも人気に
 発売当時、一袋10円だったベビースターラーメン。時代の流れとともに、消費者の嗜好も変化するため、味の見直しや工夫を重ね続けている。 <br /> 例えば、麺を一口サイズに固めた「ラーメン丸」はそのひとつ。「お母さんの、『子どもがベビースターラーメンをこぼすので、何とかならないかな』というつぶやきがヒントで生まれたんですよ」と川邉さん。ベビースターシリーズはラーメン、焼そば、うましお、とんこつなどのほかに、期間限定の品もあり、年間、およそ160アイテムが誕生する。<br /> 2010年には「より本物らしく」を追求し、麺をカットしてからフライする製法に変更。「1本1本の麺全体にスープの味が染み込み、香ばしい風味と歯ごたえのある食感がアップしました」。何気なく口にしているベビースターラーメンには数多くの工夫が詰まっている。 <br />  1997年に始まった「お土産商品」も人気商品のひとつ。三重のイセエビ、伊勢うどんをはじめ、明太子や松葉ガニ、手羽先など、全国各地の「ご当地もの」をお土産用の箱入りにした。「その土地に行ってしか、買っていただけないんです」。通信販売はしておらず、居ながらにしての入手は、誰かからのお土産に頼るのみ。そこがまた、この商品の魅力を高めているのだろう。 <br />  「安全でおいしい、そして魅力のある新しいおやつをつくりたいと努力をしています。楽しみにしていてくださいね」と、川邉さん。年齢を問わず人気のベ「ラーメン丸」はそのひとつ。「お母さんの、『子どもがベビースターラーメンをこぼすので、何とかならないかな』というつぶやきがヒントで生まれたんですよ」と川邉さん。ベビースターシリーズはラーメン、焼そば、うましお、とんこつなどのほかに、期間限定の品もあり、年間、およそ160アイテムが誕生する。 <br /> 2010年には「より本物らしく」を追求し、麺をカットしてからフライする製法に変更。「1本1本の麺全体にスープの味が染み込み、香ばしい風味と歯ごたえのある食感がアップしました」。何気なく口にしているベビースターラーメンには数多くの工夫が詰まっている。 <br />  1997年に始まった「お土産商品」も人気商品のひとつ。三重のイセエビ、伊勢うどんをはじめ、明太子や松葉ガニ、手羽先など、全国各地の「ご当地もの」をお土産用の箱入りにした。「その土地に行ってしか、買っていただけないんです」。通信販売はしておらず、居ながらにしての入手は、誰かからのお土産に頼るのみ。そこがまた、この商品の魅力を高めているのだろう。 <br />   「安全でおいしい、そして魅力のある新しいおやつをつくりたいと努力をしています。楽しみにしていてくださいね」と、川邉さん。年齢を問わず人気のベビースターラーメン。新しいアイテムに期待したい。

お馴染みのベビースターラーメンをはじめ、おやつカンパニー商品はいっぱい

 発売当時、一袋10円だったベビースターラーメン。時代の流れとともに、消費者の嗜好も変化するため、味の見直しや工夫を重ね続けている。
 例えば、麺を一口サイズに固めた「ラーメン丸」はそのひとつ。「お母さんの、『子どもがベビースターラーメンをこぼすので、何とかならないかな』というつぶやきがヒントで生まれたんですよ」と川邉さん。ベビースターシリーズはラーメン、焼そば、うましお、とんこつなどのほかに、期間限定の品もあり、年間、およそ160アイテムが誕生する。
 2010年には「より本物らしく」を追求し、麺をカットしてからフライする製法に変更。「1本1本の麺全体にスープの味が染み込み、香ばしい風味と歯ごたえのある食感がアップしました」。何気なく口にしているベビースターラーメンには数多くの工夫が詰まっている。
1997年に始まった「お土産商品」も人気商品のひとつ。三重のイセエビ、伊勢うどんをはじめ、明太子や松葉ガニ、手羽先など、全国各地の「ご当地もの」をお土産用の箱入りにした。「その土地に行ってしか、買っていただけないんです」。通信販売はしておらず、居ながらにしての入手は、誰かからのお土産に頼るのみ。そこがまた、この商品の魅力を高めているのだろう。
「安全でおいしい、そして魅力のある新しいおやつをつくりたいと努力をしています。楽しみにしていてくださいね」と、川邉さん。年齢を問わず人気のベ「ラーメン丸」はそのひとつ。「お母さんの、『子どもがベビースターラーメンをこぼすので、何とかならないかな』というつぶやきがヒントで生まれたんですよ」と川邉さん。ベビースターシリーズはラーメン、焼そば、うましお、とんこつなどのほかに、期間限定の品もあり、年間、およそ160アイテムが誕生する。
 2010年には「より本物らしく」を追求し、麺をカットしてからフライする製法に変更。「1本1本の麺全体にスープの味が染み込み、香ばしい風味と歯ごたえのある食感がアップしました」。何気なく口にしているベビースターラーメンには数多くの工夫が詰まっている。
1997年に始まった「お土産商品」も人気商品のひとつ。三重のイセエビ、伊勢うどんをはじめ、明太子や松葉ガニ、手羽先など、全国各地の「ご当地もの」をお土産用の箱入りにした。「その土地に行ってしか、買っていただけないんです」。通信販売はしておらず、居ながらにしての入手は、誰かからのお土産に頼るのみ。そこがまた、この商品の魅力を高めているのだろう。
 「安全でおいしい、そして魅力のある新しいおやつをつくりたいと努力をしています。楽しみにしていてくださいね」と、川邉さん。年齢を問わず人気のベビースターラーメン。新しいアイテムに期待したい。

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