豊明市「ゆいまるくらぶ」| 2017年3月号掲載

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笑顔とワクワクが溢れる子どもたちの居場所

豊明市放課後子ども教室

下校時刻を告げるチャイムが校内に鳴り響く。しばらくすると数十人の小学生が「ただいまー!」と教室にやってきます。ここは子どもたちにとって、学校や家庭とは違う体験ができる大切な居場所「豊明市放課後子ども教室」です。

■余裕教室を活用した 安心できる居場所づくり
 月曜から金曜の毎日、教室を開催しているのは唐竹小と双峰小の2校。「学年や男女を問わず、時間内で安全にできる内容を考えています。子育てのアイデアや身の回りにあるものを生かして遊びを提供しています」と話すのは、唐竹小学校のコーディネーター外山さゆりさん。中高保健体育の教員免許を持つ外山さんは、体育館や運動場も使用できる唐竹小のメリットを生かして、体育の授業ではできない新しいスポーツや、大人数での鬼ごっこやしっぽとりを実施。また、室内には「物を大切にする人になってほしい」とオセロや将棋、すごろくなど、牛乳瓶のふたや段ボールなどを活用した手づくりのおもちゃが並んでいます。「最初は遊び方が分からない子も多いですが、ここに来れば『遊びの達人』がたくさんいます」とほほ笑みます。
 「毎日講座を考え、準備をするのは大変ですが、スタッフみんなで団結して取り組んでいます」と続けるのは、双峰小学校コーディネーターの東敦子さん。4年生からは下校時間が遅くなったり部活動があったりするため、参加者は1~3年生がほとんど。しかし、短時間でできる内容は、30分の宿題タイムを設けて開始時間をずらしたり、一斉下校の日に少し時間がかかる工作や体育館でのスポーツを取り入れたりするなど、4年生以上も楽しめるよう工夫を凝らしています。ヒモをしばったり、ゴムをつなげたり、ゆびあみをするなど、家庭ではなかなか手が回らない、生活の上で役立つ知識や動作が覚えられるような講座も取り入れています。「一年を通じて季節や伝統行事を意識しながら、さまざまなことに取り組んでいます。1学期は入学したばかりの1年生でも楽しめる内容にし、年度末の今は少し難しいことにも挑戦しています。来年度になれば、進級した子たちが教える立場にまわってくれます」と笑顔をみせます。

昔ながらのけん玉から新しいブロックまで室内にはおもちゃがいっぱい

 「遊びは子どもにとって学びの機会。安心して遊べる居場所をつくってあげたい」。平成23年、そんな思いから「豊明市放課後子ども教室」事業はスタートしました。双峰小学校を皮切りに、翌年度には栄小学校、平成25年度には唐竹、沓掛、豊明小学校でも取り組むようになりました。  活動場所は余裕教室や公民館。現在、豊明市内の小学校では少子化の影響で使われなくなった教室が増加しています。地域の人が集まる会議室やまちの歴史を紹介する資料室など、新たな利用方法が模索されています。放課後子ども教室としての利用は、校内移動で済むため、保護者も安心。工作道具やおもちゃなどの保管が可能で、運営する側にも好都合です。黒板や棚などの備品も役立っています。  居場所の提供とともに、活動の柱に掲げるのは「人材育成」。ただ場所を提供するだけでなく、毎回内容を変えて約2時間程度の講座を開催しているのが、豊明市放課後子ども教室最大の特徴です。異なる学年や幅広い年代の地域の人と関わり、さまざまな経験の中で成長していってほしいというのが狙いです。  講座は各校に配属されているスタッフと地域のボランティアが考案。スタッフには教員や保育士の資格を持つコーディネーターが含まれています。工作からスポーツまで、それぞれが趣味や得意なことを生かし、充実した講座を展開しています。
■各校の個性が溢れる 約2時間の体験教室
 月曜から金曜の毎日、教室を開催しているのは唐竹小と双峰小の2校。「学年や男女を問わず、時間内で安全にできる内容を考えています。子育てのアイデアや身の回りにあるものを生かして遊びを提供しています」と話すのは、唐竹小学校のコーディネーター外山さゆりさん。中高保健体育の教員免許を持つ外山さんは、体育館や運動場も使用できる唐竹小のメリットを生かして、体育の授業ではできない新しいスポーツや、大人数での鬼ごっこやしっぽとりを実施。また、室内には「物を大切にする人になってほしい」とオセロや将棋、すごろくなど、牛乳瓶のふたや段ボールなどを活用した手づくりのおもちゃが並んでいます。「最初は遊び方が分からない子も多いですが、ここに来れば『遊びの達人』がたくさんいます」とほほ笑みます。
 「毎日講座を考え、準備をするのは大変ですが、スタッフみんなで団結して取り組んでいます」と続けるのは、双峰小学校コーディネーターの東敦子さん。4年生からは下校時間が遅くなったり部活動があったりするため、参加者は1~3年生がほとんど。しかし、短時間でできる内容は、30分の宿題タイムを設けて開始時間をずらしたり、一斉下校の日に少し時間がかかる工作や体育館でのスポーツを取り入れたりするなど、4年生以上も楽しめるよう工夫を凝らしています。ヒモをしばったり、ゴムをつなげたり、ゆびあみをするなど、家庭ではなかなか手が回らない、生活の上で役立つ知識や動作が覚えられるような講座も取り入れています。「一年を通じて季節や伝統行事を意識しながら、さまざまなことに取り組んでいます。1学期は入学したばかりの1年生でも楽しめる内容にし、年度末の今は少し難しいことにも挑戦しています。来年度になれば、進級した子たちが教える立場にまわってくれます」と笑顔をみせます。

相撲などの伝統スポーツから「タスポニー」というニュースポーツまで、さまざまな運動が体験できます

 月曜から金曜の毎日、教室を開催しているのは唐竹小と双峰小の2校。「学年や男女を問わず、時間内で安全にできる内容を考えています。子育てのアイデアや身の回りにあるものを生かして遊びを提供しています」と話すのは、唐竹小学校のコーディネーター外山さゆりさん。中高保健体育の教員免許を持つ外山さんは、体育館や運動場も使用できる唐竹小のメリットを生かして、体育の授業ではできない新しいスポーツや、大人数での鬼ごっこやしっぽとりを実施。また、室内には「物を大切にする人になってほしい」とオセロや将棋、すごろくなど、牛乳瓶のふたや段ボールなどを活用した手づくりのおもちゃが並んでいます。「最初は遊び方が分からない子も多いですが、ここに来れば『遊びの達人』がたくさんいます」とほほ笑みます。  「毎日講座を考え、準備をするのは大変ですが、スタッフみんなで団結して取り組んでいます」と続けるのは、双峰小学校コーディネーターの東敦子さん。4年生からは下校時間が遅くなったり部活動があったりするため、参加者は1~3年生がほとんど。しかし、短時間でできる内容は、30分の宿題タイムを設けて開始時間をずらしたり、一斉下校の日に少し時間がかかる工作や体育館でのスポーツを取り入れたりするなど、4年生以上も楽しめるよう工夫を凝らしています。ヒモをしばったり、ゴムをつなげたり、ゆびあみをするなど、家庭ではなかなか手が回らない、生活の上で役立つ知識や動作が覚えられるような講座も取り入れています。「一年を通じて季節や伝統行事を意識しながら、さまざまなことに取り組んでいます。1学期は入学したばかりの1年生でも楽しめる内容にし、年度末の今は少し難しいことにも挑戦しています。来年度になれば、進級した子たちが教える立場にまわってくれます」と笑顔をみせます。
■目指すは全9校での実施 もっとワクワクする教室に
 放課後子ども教室に関わるボランティアは在校生の親や地域の高齢者、大学生などさまざま。講座の当番以外も参加し、活動を見守ります。「ボランティアのみなさんは普段は優しく、時には厳しく向き合ってくれています」とコーディネーターの2人。地元の人ばかりなので、街中であいさつを交わすなどの交流もあり、地域全体で子どもを育てるかつての近所付き合いが、教室を通して育まれています。
 豊明市では、平成28年4月から3校を株式会社セリオに民間委託し、別々の教室で行っていた児童クラブとの一体型運営を実施。児童クラブの子どもたちも、放課後子ども教室の講座に参加できるようになりました。将来的には、小学校全9校での開催を目指して取り組んでいます。
 また、地元企業の協力も実験的に取り入れています。「昨年はアイシン精機株式会社に協力していただき、傘袋を使ってロケットが飛ぶ仕組みを教えてもらいました」と話すのは、豊明市教育委員会生涯学習課の野村和義さん。今後も地元企業に働きかけ、さらに思い出に残る体験ができる教室にしようと意欲をみせます。
 「遊び」と「居場所」を提供する豊明市放課後子ども教室。多くの地域の人が手を取り合い、子どもたちにワクワクの時間を届けています。

地域のボランティアたちと一緒に教室に取り組み、親交を深めます

 放課後子ども教室に関わるボランティアは在校生の親や地域の高齢者、大学生などさまざま。講座の当番以外も参加し、活動を見守ります。「ボランティアのみなさんは普段は優しく、時には厳しく向き合ってくれています」とコーディネーターの2人。地元の人ばかりなので、街中であいさつを交わすなどの交流もあり、地域全体で子どもを育てるかつての近所付き合いが、教室を通して育まれています。  豊明市では、平成28年4月から3校を株式会社セリオに民間委託し、別々の教室で行っていた児童クラブとの一体型運営を実施。児童クラブの子どもたちも、放課後子ども教室の講座に参加できるようになりました。将来的には、小学校全9校での開催を目指して取り組んでいます。  また、地元企業の協力も実験的に取り入れています。「昨年はアイシン精機株式会社に協力していただき、傘袋を使ってロケットが飛ぶ仕組みを教えてもらいました」と話すのは、豊明市教育委員会生涯学習課の野村和義さん。今後も地元企業に働きかけ、さらに思い出に残る体験ができる教室にしようと意欲をみせます。  「遊び」と「居場所」を提供する豊明市放課後子ども教室。多くの地域の人が手を取り合い、子どもたちにワクワクの時間を届けています。

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