地域みっちゃく生活情報誌®
■『からっと倶楽部』
- 発行エリア
- 三重県 尾鷲市・紀北町・熊野市・御浜町・紀宝町
- 総発行部数
- 26,341部
- >各戸配布数
- 24,738部
- >無料設置数
- 1,603部
- 発行日
- 毎月28日
2024年9月30日 現在
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2013年12月号
"御浜町ジュニアバンドが届ける
クリスマスの調べ"
平成9年に行われた記念式典で生演奏してくれる楽団があればいいなという思いがきっかけで作られた御浜町ジュニアバンド。クリスマスコンサートは年に7回ほどある演奏会で、その年の集大成ともいえる一大イベントです。御浜町ジュニアバンドは子どもたちが主体となって音楽を奏で、聴いてくれる人たちを魅了するために、そして一人ひとりが成長していくための場となっています。
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2014年2月号
"宮座と祷屋制、町衆の心意気が継承される
尾鷲神社の祭礼 ヤーヤ祭り"
天下の奇祭「ヤーヤ祭り」は尾鷲神社の例大祭。「ヤーヤ」の名称は、武士が合戦時に名乗りをあげる「ヤーヤ―我こそは」に由来するといわれています。祭りの起因は戦国時代にまでさかのぼります。2月1日から5日間に及んで行われる祭りですが、若者の減少、仕事をしながら祭りを存続していく苦労がたくさんあるそう。それでも江戸時代から続いた伝統を変化を受け入れつつも、貴重な尾鷲の文化として残していきたいとたくさんの住民が願っています。
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2014年6月号
村嶋不動滝のホタル 滝と鼻と淡い光の共演
ホタルの里ムラシマではホタルの生育環境を維持していくため、向井の老人クラブ「芳向会」の皆さんが活動しています。メンバーの中でも上村さんは、各地の「ホタルを育てる会」の講習などにも参加し、勉強をしていたそうです。ホタルを見に訪れる人のために道の整備も人力で行っています。その他にも川の水をキレイに維持するため、汚染問題にも取り組み、試行錯誤を繰り返していました。地元の人たちにも喜ばれていた活動で、今後もこの意思を後世につないでいきたいという上村さんの思いのつまったスポットとなっています。
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2016年2月号
"漁村の歴史を刻む
大漁旗職人 万助屋"
大漁であることを漁船から浜に知らせるために掲げた大漁旗。本来の目的での使い方はほとんどなくなりましたが、新造船のお披露目や正月、祭りの際に「ハレ」の旗として華やかに飾られるようになりました。そんな状況の中、尾鷲にはたった一人の大漁旗職人、この道七十年のベテラン山本昇吾さんを取り上げました。担い手がいない中、紀北町の島勝小学校で大漁旗を作ったことがきっかけとなり、大漁旗体験学習が十年ほど続き、郷土の工芸を知るきっかけになりました。
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2016年10月号
市町の絆と地域愛を育むイベント 東紀州棒対決グランプリ
東紀州エリアの名物を使用し、各市町で対決をしたイベント。尾鷲市が「棒状グルメ」を街歩きしている人たちに気軽に食べてもらいたいと考えたことがきっかけで、その後、市町ごとの名物を持ち寄り、年に1回対決を行っています。市町別でのイベントは多くありますが、5市町合同でのイベントは少ないので、東紀州エリアの人たちが多く集まり、とても盛り上がるイベントです。コロナ禍以降は開催されていませんが、現在も出品していたお店で棒状グルメが年間通して食べられます。
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2018年3月号
日曜学校・子ども坐禅会 醫王山 東正寺
紀宝町にある東正寺で毎週日曜日に開かれている「子ども坐禅会」を特集。坐禅などが体験できるお寺などは、住職の高齢化や子どもの減少から年々減少していますが、このお寺では30年以上毎週行われています。坐禅以外にも季節ごとに田植えや餅つきなども行っており、昔ながらの体験ができるので、普段の生活ではできない時間が送れ人気です。表紙には、当時座禅会に通っていた子どもたちと、住職を起用。無心の時を過ごし、精神を集中する力を身につける大切な時間を過ごせる場所となっています。
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2022年5月号
"一般社団法人ツーリズムみはま
“青の町”を旅の目的地に"
道の駅「パーク七里御浜」の一角に、七里御浜ツーリストインフォメーションセンターがあります。御浜町を中心に周辺の市町、そして和歌山県や熊野古道を紹介する観光案内所で、パンフレットを豊富にそろえ、電動アシスト付き自転車の貸し出しも行っています。御浜町は三重県なのか和歌山県なのか認識していない人もいるので、そういった方に一つの通過点として利用してもらうのではなく、ここが目的地になればという思いを込めてオリジナル珈琲「御浜Bluesスペシャルブレンド」やみかんジュースの飲み比べなどの販売も開始したそう。さまざまな取り組みで御浜町のリピーターを増やし、移住につながってくれたらと願いを込めています。
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2022年7月号
制作期間中の仲間との思い深まる 3年ぶりの海の祭典、きほく燈籠祭
コロナの影響により数年開催のなかった「きほく燈籠祭」。3ヶ月の制作期間をかけてやっとの思いで今年7月に開催されました。燈籠祭の歴史は古く、第二次世界大戦前の昭和1982年に紀北町赤羽川の川開きと死者の供養を兼ねて当時の青年団が燈籠流しの行事を行ったことが始まりです。紀北町だけでなく、隣接している市町村からも多くの人が訪れるお祭りで、燈籠祭をきっかけに皆さんの気持ちも一つになってほしいという思いも込められているそうです。燈籠祭の歴史や実行委員会の皆さんの思いを地域の皆さんに知って頂き、地元の伝統に触れる良い機会となっています。
編集室コメント
東紀州は山と川と海が一望できる自然豊かな地域で、漁業が盛んな北部とミカン農園など農業が盛んな南部など、それぞれに違った生活文化や地域性があります。近年は、高速道路も開通し、より便利になりました。世界遺産の熊野古道や海水浴場など、自然溢れるスポットに多くの観光客が訪れています。神々の母であるイザナミノミコトの墓陵、日本最古の神社といわれる花の窟神社は、パワースポットとして話題になっています。海の幸・山の幸豊富で、ゆったりとどこか南国の雰囲気漂う東紀州とここで暮らす人々の温かさが魅力です。
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