MENU

地域みっちゃく生活情報誌®

■『ピグレ』

発行エリア
山梨県 笛吹市・山梨市・甲州市
総発行部数
37,000
 >各戸配布数
37,000
 >無料設置数
0
発行日
毎月25日

2023年6月30日 現在

編集室コメント

『ピグレ』の発行エリアは、山梨県の峡東地域(笛吹市・山梨市・甲州市)です。甲府盆地の東半分に位置する地域で、北東から南西にかけて笛吹川が流れています。扇状地が連なり朝晩の気温の差が激しい土地柄から、葡萄や桃などの果樹栽培が盛んで「果樹王国」とも言われています。令和4年7月には、「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」が世界農業遺産に認定されました。また、石和温泉を代表する数々の温泉や、都心部からのアクセスの良さで観光地としての整備も進んでおり、登山やトレッキングなどの人気スポットも多く、素晴らしい眺望と豊かな自然を満喫することができる地域でもあります。

料金表はこちら

BACK NO.

2013年8月号

他に誇れる歴史と文化を秘して
笛吹川石和鵜飼

笛吹川石和鵜飼のはじまりは正確には不明ですが、およそ800年を超える長い歴史が存在していることが予測されます。一般的に「鵜飼」と言えば岐阜の長良川を思い浮かべると思いますが、能や歌舞伎、浄瑠璃などの世界で「鵜飼」と言うと甲州・石和といわれている、と伝説にもなっています。笛吹川石和の鵜飼スタイルは、徒歩鵜(かちう)と言って川の中を鵜匠一人で歩きながら鵜を操り魚をとる漁方。鵜飼伝承を基に観光誘客を目的として1976年に現在の石和鵜飼が再開されました。2005年には笛吹川石和鵜飼保存会が発足し、鵜飼の実演やイベントの実施、鵜小屋の清掃や鵜の飼育を行っています。

BACK NO.

2014年11月号

"地元の偉人の知恵に学ぶ
国登録有形文化財 根津記念館"

「鉄道王」と称された山梨市出身の実業家、初代根津嘉一郎氏の実家を保存活用する施設「根津記念館」は2008年の10月10日に開館しました。東武鉄道の社長など鉄道会社24社、その他多くの会社経営に関わった根津嘉一郎氏のさまざまな資料や美術品などを展示する企画室や、2007年に国登録有形文化財に登録された主屋・長屋門・土蔵、四季折々変化する景色を楽しめる庭園も魅力的です。巻頭特集では、近代日本の経済と文化に大きく影響を与えた者の一人として名を残す郷土の偉人とその功績、根津記念館について紹介しています。

BACK NO.

2017年4月号

大神幸祭
受け継ぐ。伝える。担ぐ。

毎年4月15日に行われる「大神幸祭(おみゆきさん)」は、春の訪れを告げる地域の伝統的な一大行事です。お神輿を担ぐ男性は、女性の着物を着て顔には白塗りの化粧を施し、独特なステップを踏みます。早朝に甲斐國一宮 浅間神社を出発して、釜無川流域の三社神社(甲斐市)まで往復12里余り(およそ50km)の旅をします。いつから、どのような目的で始まったのかということについては諸説ありますが、その中で最古の説は1100年以上も前、甲斐の国を川の氾濫・水害から護るという水防祈願だったといわれています。巻頭特集では、「大神幸祭」に深く関わる3人の方に取材をし、異なる立場と視点からそれぞれが感じる「大神幸祭」について語っていただきました。

BACK NO.

2017年5月号

大善寺

「ぶどう寺」と呼ばれるほど甲州ぶどうと深い縁のある大善寺。住職である井上さんによると、1300年ほど前、甲斐の国を訪れた僧 行基が、夢の中にぶどうを持った薬師如来が現れたことを喜び、同じお姿の薬師如来像を彫り、安置した場所がこの大善寺であったと伝えれています。国宝薬師堂で静かに自分と向き合い、庭園を眺めながら住職と地域の人たちが絞ったワインを味わい、四季折々の素敵な表情を見せてくれる境内の自然を愉しめるお寺です。

BACK NO.

2017年12月号

"開湯600年の歴史と今
塩山温泉郷を知る"

火山大国である日本には、全国各地に温泉があり、富士山を有する山梨県には多種多様な個性あるたくさん温泉があります。峡東地域の「塩山温泉郷」は開湯600年以上といわれる歴史ある温泉郷です。「塩山」という地名の由来とも言われる「塩の山」の南麓を源泉とする塩山温泉郷は武田信玄公の隠し湯としても知られています。塩山温泉の湯の特徴は温度であり、源泉が27度とぬるいので、ゆっくり入っていられ、出た後もからだが冷えにくいのも特徴です。古き良き風情と歴史ある湯が自慢の塩山温泉郷に立ち寄り、地域の文化に浸ってみてはいかがでしょうか。

BACK NO.

2021年7月号

"峡東フルーツパトロール
~大切な果樹を守りたい~"

果樹農園の多いここ峡東地域ならではの悩み、それが「果樹の盗難」です。被害を防ぐために毎年畑のパトロールを担当している営農指導のスペシャリストの方や地元の警察署などに話を聞き、大切な果樹を守る為の工夫について特集しました。さくらんぼから始まり、桃・すもも・ブドウ・枯露柿など様々ですが、特にここ数年で被害が多いのが「ブドウ(シャインマスカット)」です。手間暇かけて育て、年に一度しか収穫できない農作物を盗難から守るためにも、地域住民みんなで協力をすることが大切です。

BACK NO.

2021年12月号

"峡東文化と地域をつなぐ
ワインと武田信玄公といろいろ・・・"

峡東地域の大きな資源でもあるワインを切り口に、峡東地域の歴史や文化などを取り上げています。山梨ヌーボーの解禁日である11月3日は武田信玄公の生誕月であり、令和3年は500年を迎えた記念すべき年でした。そのため、12月号では信玄公が活躍した戦国時代から江戸時代の葡萄栽培方法についても紹介しています。ぶどうにまつわる歴史を知ることでより美味しくワインを楽しめるのではないでしょうか。