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中広報2026年1月号 発行

中広報

中広報1月号を発行いたしました。

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進化のための変化――2026年、中広グループの抱負
50Xプロジェクト始動!

2026年の幕が開け、「Data Driven Innovation」をスローガンに、「生産性向上」をテーマに全社一丸で走ってきた2025年度も残り3カ月となりました。広告業を通して地域社会に貢献することを理念とする中広グループの2025年を振り返りつつ、2026年にどのような飛躍を目指すのか。大島斉社長に抱負を聞きました。

 

AIを実装し出会いに
恵まれた2025年

あけましておめでとうございます。旧年中は当社グループの事業推進におきまして、クライアント、読者、関係者の皆様と、多くの方々に支えていただきました。厚く御礼申し上げます。

2025年の抱負を、私は「AI元年」としました。ご存知の通りAIは今や、ビジネスの現場はもちろん日常生活にも浸透し、従来の様式や効率を大きく変えています。

当社グループにおいては2025年、独自の生成AIシステム「CAI(解)」を開発しました。これによって原稿制作の時間を飛躍的に低減させるだけでなく、新たな表現アイデアや切り口の発見を可能とするなど、生産性やクリエイティブ力を向上させることができました。

さらに、膨大なアーカイブから高反響の事例を業種別に検索するなど改修を重ね、実践知の活用や反響の再現性など、新たな領域にも挑戦。CAIはさらに進化し、2026年の事業推進にも大きな役割を果たす予定です。

新しい仲間と出会えたのも、2025年の大きなトピックスです。7月には株式会社中広ワークインがグループイン。同社が持つ地域の求人課題の解決力を、当社グループに早々に融合してくれました。また、アライアンス事業では新しいVC※加盟社をお迎えしただけでなく、東北、中四国九州など、新たに地方ブロックごとのVCサミットを開催。情報誌づくりの最前線にいる現場の方々との交流を経て、商品力を磨く機会を創出できました。2月には関東VCサミットも開催する予定です。

 

50周年に向けて
変革を起こす2026年に

2026年、株式会社中広は創業49年を迎えますが、私は来るべき50周年を「100年企業に向けた転換点」にすると決意しています。日本において、100年続いている企業は全体の1~3%程度しかありません。中広グループを必ずその輪に加えるべく、次の50年、今以上に地域の皆様から愛され、必要とされる、革新的で強固な企業を目指します。

そのための合言葉は、「50X(フィフティエックス)」です。

すなわち、50周年を境に中広グループをトランスフォーメーション(変革)させる。具体的には、地域読者の生活動線の全てを支える「地域データのインフラ企業」に進化させる。そのための2026年にするということです。

2025年、私たちは情報誌の求人において、紙からWEBへの拡散プランを構築し、紙のみの掲載時に比べて反響数を500%増加させるという、確かな成果を得ることができました。これは紙が得意な潜在層への訴求とWEBが得意な顕在層への訴求の相乗効果を、意図的に引き起こした結果です。2026年はこの仕組みをグルメやビューティー、スクールといった他ジャンルでも実装し、ハイブリッド広告をさらに進化させます。

 

読者を「見える化」して
HAPPY MEDIA®を超進化

情報の伝達と利用にWEBを絡ませることで、人々の属性やアクセス時間といった基本情報はもちろん、AI(CAI)による分析で、地域ごとの嗜好や消費パターンまでデータ化することが可能です。つまり、地域読者を見える化し、あらゆる企業にとって常に最適な企画、広告内容を提案し、高い反響をお返しできるということです。当然、読者に対しては常に魅力的なコンテンツを提供できるということでもあります。

当社グループの強みは紙による全国的な配布網、地域のご家庭に直接お届けすることによる読者への圧倒的到達力です。これは全国紙を含め、誰にも真似できません。だからこそ、紙×データ×AIでHAPPY MEDIA®を超進化させて、価値をさらに向上させる。これが2026年の抱負であります。

地域経済の活性化、そして地域課題の解決は我々が担うのだと強く信じ、2026年もグループ一丸となって精進していく所存です。本年も変わらぬご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 


Pickupページでは、中広が力を入れている紙×WEBの「ハイブリット広告」の好事例をご紹介。

その他、関わらせて頂きました案件のご紹介もしておりますので、ぜひ、下記PDFよりご覧ください。

中広報2026年1月号(PDF)