地域みっちゃく生活情報誌®
■『月刊SARUBOBO』
- 発行エリア
- 岐阜県 高山市・飛騨市・下呂市・白川村
- 総発行部数
- 56,000部
- >各戸配布数
- 49,741部
- >無料設置数
- 6,259部
- 発行日
- 毎月28日
2024年10月31日 現在
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2022年10月号
パイオニアに隠された激動の日々
飛騨産業の百年 一九二〇-二〇二〇
地元木工産業の草分けである飛騨産業株式会社。伊勢志摩サミット(2016年開催)で使用された大テーブルも話題になりました。同社が百周年を迎えるにあたり社史「飛騨産業の百年 一九二〇-二〇二〇年」を発行。企画・制作に足かけ6年を要した大作であり、地域とともに歩んできた歴史は郷土史としても興味深く、その一部を紹介しています。"見て楽しい読んでおもしろく新しい社史のカタチ"として600ページの写真集と312ページの物語編の2冊で構成されています。取締役営業企画室 室長の森野敦さんへのインタビューを交え、ダイジェスト版「飛騨産業の百年の物語」として創業から現在まで時代の流れと共に歩んできた道を特集しました。
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2022年3月号
原石を探して磨く
飛騨センター童話の森の探偵団ミュージカルコンサート
THE AUDITION
初回より取材を重ねてきた飛騨・世界生活文化センターのオリジナルミュージカル。14年目のテーマは「原石を探して磨く」。メンバーにとって世代交代の年でメーンキャスト8名の座を目指すオーディションが行われることに。しかし新型コロナとの戦いとなり従来のような活動ができず苦しみながらも3か月遅れでスタートしました。メンバーは継続出演30名と新規5名。まん延防止等重点措置の延長で丸45日間練習ができなくなり、自宅での孤独な練習が続きました。中止という考えもあるなか、努力を無駄にしたくない!と本格的なミュージカルの舞台は持ち越しコンサート形式の舞台を開催することに。表紙には選ばれた8名の少女たちが登場しました。
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2022年5月号
Challenge the Activity!
白川郷の大自然を満喫
白川郷は世界遺産である合掌集落のイメージが強いですが、村の95.7%は山林で、実は大自然の宝庫。登山やキャンプなどアクティビティの聖地でもあります。この号では白川郷アクティビティーセンターo8(オー・エイト)の蟻原さんに、山や川や湖でのダイナミックな自然体験のすすめを教えていただきました。手つかずの自然、豊かな白山平瀬登山ルート、豪快に水しぶきを上げる庄川の川下りに、エメラルドに輝く白水湖上のSUP(サップ)、またトレンドのテントサウナと、数多くのアクティビティを楽しめます。手軽にできるものから本格的な挑戦まで、全身で味わえる大自然は発見と驚きにあふれ、開放感や感動を与えてくれます。爽快な別天地で大自然をエンジョイ!
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2022年7月号
祝!第166回 直木賞受賞「黒牢城」
米澤穂信氏
第166回直木賞を「黒牢城」の作者である米澤穂信氏が受賞。飛騨地域出身者で初となる受賞であり大いに地元でも盛り上がりました。凱旋帰郷、講演会を高山市で開催されるにあたり取材させていただきました。作家デビューより20年、多くの受賞歴を持ち一流作家として活躍し続ける米澤氏。巻頭の前半では「黒牢城」の魅力と誕生秘話を、またKADOKAWA編集者が語る作家米澤穂信氏についても語っていただきました。後半は母校である斐太高等学校の生徒さんからのわたし気になります!と題した「高校生活はどのように過ごしていらっしゃいましたか」といった素朴な質問にお答えいただく形式で米澤穂信氏の謎を追いました。
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2022年9月号
飛騨のルーツをさぐるシリーズ
天生に息づく飛鳥のロマン
止利仏師(とりぶっし)伝説
3Dで出力したクローン文化財の原型「法隆寺金堂釈迦三尊像」が表紙に登場しました。飛騨市で行われる企画展「天生(あもう)の森と止利仏師(とりぶっし)」に合わせた巻頭です。止利仏師とは、釈迦三尊像(国宝)を造った渡来人の一族とされています。飛騨市河合町では昔から止利仏師は止利が天生で生まれ育ったと伝わり、匠の祖と崇められています。世界最古の木造建築で、日本の世界遺産登録第一号である法隆寺。その金堂の釈迦三尊像を造ったのです。止利にまつわる伝承「月ヶ瀬伝説」の概要とともに匠の祖とまで呼ばれるようになるまでを紐解きます。聖徳太子や法隆寺が思いのほか近く感じられる内容に改めて地元の誇りを再認識させてくれました。
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2022年11月号
地域の医療を支えて一世紀
高山赤十字病院100周年
地域の命を守り続けている高山赤十字病院が100周年を迎え、医療従事者への感謝の思いとともに清島院長にお話をうかがいました。各ページ下には年表で100年の歴史をたどりました。時代ごとに写真も交えており、家族の語らいのきっかけになったのでは。また次ページでは「これからの100年に向けて 地域一帯で守るみんなの命」と題し、現役で活躍する医療関係者からの呼びかけも設けました。日常業務が繁忙ななか熱いメッセージをいただきました。読者のみなさんからいただいた「出産でお世話になった」「病気で入院した時は丁寧に接していただいた」などたくさんのお便りを紹介し、多くの反響をいただきました。
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2022年12月号
おいしかったよ!たのしかったよ!
みんなの!こども食堂
毎年"Love&Peace of Chiristmas"をテーマにしている12月号です。2022年はみんなが自然に支え合えるやさしい場として地元でこども食堂の活動に取り組む方々にお話をお伺いしました。若宮わくわく食堂を活動をする高橋さんは「満足に食べられないことを周囲に言わないけれど実は苦しんでいる人がいると身近にいると気づいたのがきっかけで取り組みをスタート。食堂がいろいろな人の居場所になって、あたたかい場でお腹や心を満たせる人が増えていけばうれしい」と語っていただきました。ほかにひだこっぱん、ボランティアハウスBAKUBAKUを紹介。訪れる子どもたちは食事の手伝いをしたり、大きい子が小さい子の面倒をみたりと人間関係も育んでいます。優しい呼びかけに心温まる内容です。
編集室コメント
『月刊SARUBOBO』は1996年(平成8年)4月号創刊の情報誌です。誌名の由来は飛騨のおおみやげとしてご存じの方も多い人形「さるぼぼ」です。創刊当初は『さるぼぼクラブ』でしたが現在は『月刊SARUBOBO』となっています。ロゴも人形のさるぼぼをモチーフとしたデザインで、長らく親しまれています。日本一広い面積の高山市を始め、飛騨市・下呂市と飛騨一円に配布。高山市、飛騨市には古い町並みや祭りが、白川村には世界遺産でもある白川郷が、下呂市や奥飛騨温泉郷には数々の名湯があり、暮らしの中に歴史を感じることができるエリアとなっており、情緒を感じながらさまざまな情報を発信しています。
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